レシピボックスの主な隆盛期は20世紀半ばだと思います。
50's の頃ですね。
ハガキの半分程度の大きさのカードに、お料理一品ずつのレシピをまとめ、
検索しやすいようにインデックスをはさみながら小さな箱に立てて保管する、
という古き良き時代のファイルシステムです。
キッチンで使われる物なので、箱の素材はティンが主流ですが
オークや陶器など様々な素材とデザインの箱があって、
女性が使うものだからでしょうか、どれを見ても、とってもキュートなのです。
キャンベルやハーシーズのような食品メーカーのノベルティグッズとしても
たくさん出回っていたそうで
コレクターさんも世界的に多いみたい。
最近のナチュラルライフブームでちょっと再注目され、
現代物のティンやウッドも国内で流通してますが
実用する人は少ないみたいですね~、
良い物は探すのが大変だったし、すぐ見かけなくなりました。
お料理に使おうってなると、カード作りからつまづきそうで
トリコもそんな気になれなかったんですが
小物入れに使ってみると、これがすごく便利で!
上のペパーミントグリーンの現代物ティンは、お化粧品のサンプル入れにしてますが
これに保管するようになってから
使わずに捨てちゃうとか、いつのまにか行方不明~なんてことがなくなって
適期適用できるようになりました。
いちばんお気にのアンティーク、キャンベルスープのティンには
クリップなど細々した文具をスタンバイさせています。
ムーミンのは、紙箱ではありますが、表は汚れにくそうなコート紙で
箱裏にも可愛いイラストやお花模様があしらってあって
蓋は後ろへ倒れないようにリボンのストッパーがついてます。
小さくたたまれた説明書や、残りビーズのパックを入れるのにぴったりの大きさ。
ずいぶん長い間、空き箱のまま仕舞ってありましたが
まさに今が出番ですよ!
レトロな箱絵とビーズアクセサリー、どちらもノスタルジックで
同類項って気がしませんか。
死蔵してたモノが活かされる時というのは
何にしろ、気分が晴れ晴れとしますね~(*^^*)♪
FC2ノウハウ
- 関連記事
-
スポンサーサイト