categorySD用 日本刀(御守刀・短刀)

●SD用日本刀 鉱石短刀「火速日 (ヒノハヤヒ)」

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あけましておめでとうございます。m(_ _)m
昨年はたくさんの方々に乾 犬吉の人形刀剣をご愛顧いただき
心より御礼申し上げます。
また本年も素敵なご縁を賜りますようにと願い上げつつ、
新春恒例・5円スタートオークションを開催させていただきました!




常にあくなき挑戦を続ける自称人形刀匠・乾 犬吉が
新年一発目にお目にかけます新機軸は、なんと鉱石刀身!
燃え立つような赤瑪瑙を刀身に使用した、
おそらく世界ではじめての、そしてただ1つのドール用日本刀です。

水晶と同じ硬度を持つ赤瑪瑙(レッドアゲート)を慎重に切り出し、
時間をかけて滑らかに磨き上げました。
光に透かすと炎の様に輝き、刃文にあたる部分が黄金色に浮き上がる
とても美しい御刀です。
どうぞ上の画像をクリックして詳細を御覧ください!(^ω^)/


水晶(石英)はモース硬度7、ガラスよりも堅い鉱石ですが
様々な色や模様を持ち、まったりと滑らかな質感が親しみやすい瑪瑙も
ほぼ同じ硬度を持つのは、ちょっと意外な気がしますね。
でも実は瑪瑙って、
ごく微細な石英が集まって出来た鉱物で、
水晶とは結晶構造が違うものの、全く同じ組成(SiO2)なのだそうです。

鉱石やパワーストーンの愛好家の間で静かなブームのストーンナイフは、
当然、モース硬度が高いほど加工が難しく
硬度5〜6のオブシディアンやオパールなどが観賞用としても美しく好まれますが
ホームメイドで作れる限界は、使いやすいスライス素材の出回っている
瑪瑙、ジャスパー、ジェダイトなど硬度6.5〜7の鉱石が山だと思われます。
これら水晶級の硬さの石になりますと、
カッターも研磨剤もダイヤモンド素材の高価なものでないと歯が立ちませんので、
硬度の低いアルミ(2〜3)、真鍮(3〜4)、ステンレス(3.5〜5.5)等に比べて
製作コストも格段に跳ね上がります。

なにより難しいのは、製作中に割れやすいこと。
クラックやインクルージョンがあると脆くなるのはもちろん、
一見純粋な組成の石に見えても、
多くの鉱石は、劈開(へきかい)という特定方向に割れやすい性質があります。

劈開がないと言われる瑪瑙の中でも、今回使用しましたレッドアゲートは
とくに模様が少なく、ほぼ均一な色味のカルセドニーに近い瑪瑙ですが
やはり水晶程度の脆さはありますので、
数ミリ厚の細長い短刀を削り出すには
細心の注意を払いつつ切削や研磨を行わなければなりませんし、
特に目釘穴を開ける工程では、かなりの緊張を強いられるそうです。

そしてダイヤモンドペーパーやペーストを用いた仕上げ磨きにも
大変な根気と時間がかかりました。
たしか年末に瑪瑙を切り出していた犬吉さん、
お正月休みはずっとこの赤い刀身を手磨きしてたのです。(^ω^;)



そんな年またぎとなった犬吉的フロンティアな御刀ですが、
なんとか一振、形になりまして
光にかざすと炎のように輝く美しい刀身に仕上がりました。

燃え立つ赤い刀身とは対象的に、拵えは敢えての黒一色。
鐺から鯉口へ向かって刻々と幅を詰める精緻な印籠刻鞘と
本鮫革巻きの柄に黒漆を掛けた堅牢な合口拵は、
何万年・・・ともすれば何億年もの間、鉱石の形成を育んで来た
地中の闇をイメージして合わせたものです。



以前、真鍮で刀身を製作した非緋色短刀「天照」にちなんで
号は同じく日本神話から、火と刀剣の神と言われている
「火速日神(ひのはやひのかみ)」から拝借しました。

日本の火の神としてまず有名なのは
生まれ出でながら母親のイザナミノミコトを焼き殺してしまったという
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ;カグツチノミコト)なのですが、
なにせ誕生したとたん父のイザナギノミコトに首をはねられて
火の神として活躍するいとまもありませんでしたから、
その血から産まれた八柱の神々のうち、火と刀剣を司る
甕速日神(みかはやひのかみ)からお名前をお借りすることにしました。
が。
ヤフオクってJISの表外漢字が表示されないことがありますので
甕速日様の別名で分かりやすい「火速日」をチョイスです。
史書によって別の神様だったり同一神だったり、結構あやふやですが
字面のイメージが今回の刀身によく似合ってますし
結果オーライかな〜と。

ちなみに日本の神様の名前によく見かける「速日」という古語は、
「素早い霊力」を意味するそうですよ。
火速日様は「超キレッキレの火神様」といったところでしょうか。(^ω^)



せっかく綺麗な半透明の刀身なので、久々に明るい屋外で撮影しました。
ロケ地はお馴染み、年中ワイルドすぎる当宅の庭。(^ω^;)↑
それから屋内撮影の背景には、ちらほらと紅葉した南天。
まだ真っ赤な実がたくさんついている季節ではありますが、
今回の主役の赤は瑪瑙の刀身ですから、葉だけの枝を使いました。

170112-赤瑪瑙コレクション

赤い瑪瑙は、トリコ大好物な石で
蒐集した中にギリギリ短刀に使える大きさの石板があったので
今作のために供出することができました。
同じ鉱石のカーネリアン、サードニクス、カルセドニーも大好き。
半透明の滑らかな質感がたまりません(*´ω`*)

レッドアゲートは邪気や不運を遠ざけ、心身を癒し、
生命エネルギーやインスピレーション、創造力を賦活させ、
未知の領域に挑戦する勇気を養い、人との絆も深める・・・という
スーパーオールマイティなお守り石だそうです。
トリコ、絶海の孤島にひとつだけパワーストーンを持って行けるなら
ぜったい赤瑪瑙を選びますね〜。
明るくたくましく、クリエイティブに生き抜けそう!╭( ・∀・)و ̑̑🔥



そんなこんななパワーストーンの世界も楽しめてしまう、
世界にただひとつの御刀。というのが、今回のコンセプト。
日本刀の妙と鉱石の神秘性を
ぜひお手にとってお楽しみください♪(^ω^)/
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