categorySD用 日本刀(槍・薙刀)

●SD用 大薙刀「瑛月」一文字写

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自称人形刀匠・乾犬吉が御刀づくりを始めてから
大小長物オリジナル合わせて100口近くの人形刀剣を生み出すも
いっこうにネタ切れにならない日本刀。
さすが日本の誇るサムライ文化の重物と言ったところですが、
いわゆるKATANAばかりではなく、
たまには変わった物も持ち上げなくては・・・と
今回お作りしましたのがこちら!




薙刀のご紹介は、前回、2014年9月の「『窕月』同田貫写」より
実に2年ぶりとなります。

今作は、鎌倉時代に備前で活躍した一文字派の刀剣の中でも大変珍しく、
重要文化財指定されている薙刀の写です。
柄を含めた全長が97cmと、SDドールの身の丈を遥に超える大薙刀。
刀身は反りの浅い実戦向きの静型で、
長大な黒漆の柄を金襴糸巻仕立てにした実用的かつ煌びやかな拵えは
男女どちらのお人形にも似合いますよ♪
どうぞ上の画像をクリックして詳細を御覧ください!(^ω^)/

ところでこちら、かなり長大な作品ですので
刀身と柄を分けてのお届けとなります。
目釘一本の装着で簡単に組み立てていただけますが、念のため
↓以下に組立/分解方法を写真入りで解説させていただきますね。

(1) 部品の確認

1-in刀袋

刀身は鎺(はばき)・切羽・鍔が通され、
鞘を被せた状態で薙刀袋に入っています。
袋の紐を解く時は切羽と鍔が抜け落ちないようにご注意ください。
茎(なかご)を上にして解くと安全です。

刀身を素手で触ると指紋などが付きやすいので、
鞘を付けたまま作業されることをおすすめします。

2-目釘はここ

目釘は柄に軽くはめ込まれています。
指で摘んで取れない場合は、裏側の目釘の径が小さい方を
付属の目釘抜きで押して取り外してください。

↓柄の裏表は柄巻きの結び目の有無で判断できます。

3-裏表に注意



(2)組立

組立前に位置関係をご確認ください。

4-目釘の位置合わせ

この薙刀の刀身には貫通した目釘孔が2つありますが、
目釘孔として使うのは上(刃に近い方)の孔です。
この目釘孔を、柄の目釘孔にぴったり合わせます。

9-組立

柄の表を正面にした場合、刀身の棟が上になるようにして
茎(なかご)を柄に納めます。
刀身と柄の目釘孔かぴったり合うまで差し込んで、
柄の表から目釘を嵌め込み、指でぎゅっと押して固定してください。

6-組み立て完成

※目釘を棒などで強く押し込むと、柄が破損したり、
 目釘が抜けなくなって分解不能になる恐れがありますので、
 必ず指先で押し込むようにお願いいたしますね。(`・ω・´)*

で、組立完成。
鞘を取って遊んでください♪



(3)分解


分解は逆の手順となります。
柄のから目釘抜きで目釘を押し出してください。
柄の表側(目釘の径が大きい方)から押し出そうとすると
破損の原因となりますのでご注意!
必ず裏側から!

5-部品の順番

目釘を抜いたら、刀身を柄からそっと引き抜きます。
鎺・切羽・鍔は別々に保管しても良いですが
組み立てる時に順番を間違えないようにご注意下さいね。
刀身に通したまま鞘に入れて、まるごと薙刀袋に収めておくと
取り付け間違いや紛失の恐れがありません。
目釘も柄に軽く嵌め込んでおくのが無難かと。(^ω^)

8-箱に収める

専用のお箱には、ステイ(受台になる仕切り)2枚の間に
縮緬のクッションを貼っていますので
そちらに袋に収めた刀身一式を保管してくださいね。

(組立/分解につきまして 以上)
---

さてさて。薙刀と言えば時代劇などでも姫や腰元の得物、
ちょいと前までは武家の花嫁道具として定着してたものですが
最近は刀剣ブーム再興のおかげで
平安〜鎌倉期までは白兵戦の主要武器のひとつであり
専ら男子が振るっていた武具であった事が
広く浸透してきたように感じます。

なので前回までの三口の薙刀は、
女子の持ち物らしく、また室内戦を想定して
丈もほどほどの、あまり無骨でない綺麗系の拵えに寄ってましたが
今回はSD少年さんが持っても華奢に見えないように
まず丈を高く柄もやや太く、そして刀身も大振りな大薙刀にしました。
拵えも陣太刀拵を彷彿とさせる実用的な柄巻き仕立て。
でもその下には繊細な模様の金襴を巻いて
さり気なく煌びやかにしてますので、
姫様がお振袖で構えても十分に見栄えがすると思います。

毎回、月を含んだ号をつけることにしている薙刀ですが
今作の号「瑛月」の『瑛』は、水晶などの澄み切った玉を表す字で
その玉がはなやいで輝く様から転じて
美しい、きらびやか、などの意があります。
男女問わず煌めくお人形さんたちに是非!という事で。(^ω^)/



今回の背景は、真っ赤に燃え立つような紅葉。
ここまで色づくと見頃がタイトで、
すでに触れたら枝からハラハラこぼれるほどでしたが
ギリギリ撮影に間に合いました!(^ω^;)
新緑も青葉も色づき初めも、どれも美しい空間を演出してくれますが
やはり深秋のこの色彩こそ紅葉の真骨頂ですね♪
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〔テーマ:スーパードルフィージャンル:趣味・実用

 









        
 
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