categorySD用 日本刀(打刀・脇差・太刀)

●SD用日本刀「陸奥守吉行 写」坂本龍馬佩刀

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梅雨明けした途端の熱中症騒動で日本騒然でしたが
皆様はつつがなくお過ごしでしょうか。
年がら屋外で作刀の犬吉さんは今年も暑さにマケズ
じめじめシーズンが去った勢いで
漆塗りの技にもいっそう磨きをかけています(^ω^)
さて夏といえば海!海といえばこの御刀!




今作は、坂本龍馬佩刀「陸奥守吉行」の写です。
粟田口派の上々作にも並ぶ評価を得ながら明治期に火災で焼損した御刀ですが、
後に綺麗に研ぎ直しされた現在の姿をドールサイズで再現しました。

刀身は一見しただけでは直刀にしか見えませんが、
わずかに微妙な反りが入り
まっすぐな幅広の刃焼きの中には
微妙な丁子混じりの直刃文が見る角度によって顕幽する
通好みのオツな造り。
黒漆をふんだんに使って艶やかに研ぎあげた呂色塗りの黒鞘に
爽やかな白糸巻きの柄と、
下緒は海をイメージしたムラ染めの紺を合わせた清々しい拵で
いかにも龍馬の佩刀らしい吉行写になりました。
どうぞ上の画像をクリックして詳細をご覧ください!(^ω^)/


先般、京都国立博物館が所蔵していた吉行が
龍馬が最後に使っていた本物であると判明し、話題になりました。
そしてその審議の決着と共に、
陸奥守吉行は焼損前にはちゃんと反りがあったものが
火災の焼き鈍しによって反りがなくなってしまった、
という見解が、新たに公にされましたね。
しかも、刃文も直刃ではなく丁子だったとか。

しかし陸奥守吉行の作は、
師匠の大和守吉道から相州伝の流れを汲んでいて
もともと非常に反りが浅いですし
丁子刃文も直刃と見まごうほどの細かさだとの事なので
結局、従来どおりの
「吉行は反りが極めて浅く刃文もまっすぐで龍馬らしい」
という定評は、なかなか覆りそうにありません。



今回は現在の、よりまっすぐな姿の吉行をもとに刀身を製作し
拵は龍馬のポートレートの中から
吉行を帯刀していると思われる一枚を参考に
犬吉さんのセンスでイメージを補ってGOしました。

Yoshiyuki2-14.png

白糸の柄、ファジーなディーププルーの下緒の
色覚的な爽やかさもさることながら、
今回の見どころはこの!(≧ω≦)トゥルットゥルに磨き上げた黒鞘!(≧ω≦)
ここまで手が入れられたのも、
気温が高く安定し湿気も程よい今の季節ならではかも知れません。
写真ではいまひとつ伝わっていない気がしますので
ぜひお手に取っていただいて、
水面のような艶と濡れたような質感を感じていただきたいと思います。




今回の背景は「獅子王 写」の時にも使いました、庭に生えているシダ。
数年前の大河ドラマ「龍馬伝」では
土佐編の背景の椰子や蘇鉄など南国の植物が印象的でしたので
同じ太古のイメージをもつシダを使いました。

で、シダにも色々あるよね〜と調べてみました。
画像に使いましたのは多分、鏡餅やマツタケなんかの下に敷く
ウラジロというおなじみの日本自生種です。
このシダは成長が遅い種類らしく、
前回採った場所ではあまりたくさん採れませんでしたので、
広さだけはある地所の中をちょっと散策して集めました。
地所には他にもホングウシダとかシノブとか色んな可愛いシダがいて、
裏庭にわっさり生えてたのはワラビでした(^ω^)
来春は庭で山菜採りですよー♪
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