categorySD用 日本刀(打刀・脇差・太刀)

●SD用日本刀 大刀「加州清光 写」

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新年度ですね!
4月は自称人形刀匠・乾犬吉がドール用の日本刀(大刀=打刀)を
作り始めた記念月で、毎年なにがしかのスペシャルモデルを
お披露目させていただいてます。
というわけで、4月初っ端のオークションは
恒例の5円スタート!(^ω^)/




作刀3周年となる今年のアニバーサリーモデルは
普段からなにかとお問い合わせの多い『加州清光』の写です。

加州清光の中でも特に有名な六代(通称・非人清光)は
江戸前期の加賀刀匠で、
新選組・沖田総司の佩刀としてもよく知られていますよね。
今作は現存する六代清光の一振から、
端正な姿と互の目まじりの美しい直刃文を
SDスケールで再現しました。

清光といえば、最近は模造刀業界でも
赤鞘の半太刀拵がトレンドですが(笑)、
今回は黒と赤の乾漆を用いたシックな石目塗りと
唐草を浮き彫りした真鍮製の刀装具で仕立てています。
どうぞ上の画像をクリックして詳細をご覧ください!(^ω^)/


犬吉さんが「石目塗り」をドール用の御刀に取り入れたのは
2014年の「SD用 和泉守兼定 写」がお初で、
そちらは土方歳三資料館から取り寄せた目録にある諸元どおり
黒地に赤の乾漆を用いた石目塗りでしたが、
今回の清光には、それにちょっとだけ金色の乾漆を加え、
じんわり艶やかな鞘になっています。



う〜んコンデジ+トリコの腕では金の粒を捉えるの難しい(´xωx`)
ぜひ現物をお手にとってご覧いただきたいです。


ところで乾漆というのは
漆をガラスなどに塗って乾燥させた塗膜を
摩り砕いて粒にしたもので、
これを用いた漆の代表的な塗り方に
「石地塗り」と「石目塗り」があります。

「石地塗り」は微細なデコボコを残した梨地肌で、主に一色使い。
とても丈夫で傷が目立ちにくいので
実用品(御刀なら実戦刀)によく使われるそうです。

今回の「石目塗り」は、下地色に別色の乾漆をまぶし、
乾燥してから研ぎあげて美しい粒模様を出す塗り方。
表面は平滑ですが、
つやっつやに仕上げる呂色塗りとも違って
気持ちマットな質感になるのがとてもシックで魅力的なのです。

どちらも事前に数日かけて
乾漆を作っておかないといけないのが
結構手間なのだそうですが
それに見合うだけの実用性ないし美術性が
漆器に備わるわけなのですね。(*´ω`*)




今回の撮影のために、先日新しいお袴を縫いました。
前回の十手の撮影で新調したお羽織と同じ
ダークネイビーのヘリンボーンの布です。
うちのモデルSDさんが今まで持ってなかった、
オールシーズンいけちゃうお袴。
ずいぶん前に共布で作った袴下(半着)もありますので
アンサンブルもできるようになりました(^ω^)



それから、一昨年作った白いナイロン紗の新撰組隊服
用布が足りなくてつんつるてん気味だったので
新しくコットンボイルでゆったりサイズに作り直しました。
微妙にシースルーで、裏打ちしたダンダラ模様が
ギリギリ透けるデザインです。



今回の背景には、ぜひ今が盛りの桜か
清光に似合いそうな真っ赤な木瓜などあればと思ったのですが
桜や木瓜は、持ち主にお願いして枝を譲ってもらえても
下手な剪定はできないのが難しいところ。
撮影の日の朝、
よく生け花用の花枝を見かける行きつけの青空市では
桃しか売っていませんでした。
一重咲きの桃も、意外に大ぶりで華やかで
画面映えしますね〜(*´ω`*)
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