categorySD用 日本刀(御守刀・短刀)

●SD用日本刀 短刀「小夜左文字 写」

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はからずも先月末から
日本号 写」「へし切長谷部 写」と続いた
SD用日本刀・秋の黒田フェアーですが、
いよいよ大トリの出番の様です。




今作は、南北朝時代の刀工・
左文字源慶(左安吉:左衛門尉安吉)の作にして
小夜中山峠が舞台の復讐劇で有名な短刀
「名物・小夜左文字」の写。

重要文化財として現存する刀身から
左文字の短刀としては大振りだと言われる
わずかに反った平造りの姿と
焼き幅のある互の目まじりの湾(のたれ)刃文、
そして茎(なかご)に2つ重ねて穿たれた目釘穴の形状まで
忠実に再現しています。

「小夜左文字」の拵は現存していませんので、
自称人形刀匠として今秋、活動3周年を迎えた乾 犬吉が
小夜左文字イメージのオリジナルデザインで
これまでの技術の集大成ともいえる
豪華な総覆輪合口拵に仕立て、
短刀には珍しく、専用の御刀掛台と
檜製の木製刀身もお付けしました。

そして作刀3周年アニバーサリーモデルということで、
今回のオークションはお馴染みの5円スタートです。
どうぞ上の画像をクリックして詳細をご覧ください!(^ω^)/


この頃は、お詳しい方が本当にたくさんいらっしゃるので
オークションでは詳しく触れていませんが、
こちらでは念のため補足説明を。↓

左文字派の祖、左安吉(さのやすよし)は
鎌倉〜南北朝時代(14c)にかけて活躍した筑前(福岡県)の刀匠で
源慶は法名。
筑州の刀工・実阿の実子ではあるものの、
鎌倉の刀工である正宗に師事したということで、
作風はそれまでの九州刀の伝統には寄らず、相州伝なのですね。
ふるさとの筑前国に戻って活動し、
後の九州の作刀に多大な影響を与えたそうです。

小夜の中山というのは静岡県にある地名で
安土桃山時代に実際に起こった仇討ち事件の現場。
母の仇討ちを果たした少年を、復讐に使われた短刀もろとも
召し上げたという山内一豊が
遠江国(静岡県)掛川の領主であった頃ですから
1590年以降ということになりますが、
それまでは遠州の武家に伝わっていた様です。

その時代には、
元の持ち主は零落して一浪人となっていたものの、
小夜左文字は後に名だたる大名家を遍歴し
享保名物帳にも記載されたほどの業物ですから、
家宝として保っていた時代では
きっと名のあるお武家様だったのでしょう。

件の仇討ち事件の詳細はGoogle先生にお任せするとして。

これまでにも様々な逸話を持つ古い御刀を
数々ご紹介して来た気がしますが
小夜左文字が背負ってるドラマって
ダントツでディープですよね。。。(・ω・;)
「ここであったが百年目!」っていう有名すぎるフレーズは
この復讐譚が初出らしい・・・ということを
トリコ初めて知りました。


さてさて、手作りのお話に戻りましょう。
今回の御刀袋は、小夜左文字を見出した
後の土佐藩主・山内一豊にちなんで
おとっときの上質な土佐紬を使用しました。
この紬の青が、どこかで見たカンジの色合いでしたので
同じくどこかで見たカンジの修多羅風の結び飾りを作って
取り付けてみたのですが、いかがでしょう(笑)。

Sayo-刀袋

この結び飾りは、御刀袋の紐から取り外すことができます。
お好みでストラップとか
片ピアスなどに作り変えても格好いいと思いますし、
なんでしたら僧形のお人形衣装に添えていただいても
ちょうど良い大きさかと(爆)。

そして商品ではありませんが、MSDさんの撮影用お振袖。



こちら5月から裁断して縫い始めていたのに
途中、仕事が忙しくなったり大風邪で寝込んだりで
なかなか進まなかったのが
ようやくMSDさん専用の撮影用衣装として出来上がりました。
綿縮緬には珍しい大柄で、柄合わせは難しかったですが
縫いやすくて楽しかったです。


今回撮影に使った背景花材は、散歩道でみつけた柿と山葡萄。



このへんの田舎では、山道はもちろん車道脇にも
誰も管理しない自生の柿や栗などの木がたくさんあって
毎年の実りは、どれだけ野鳥がいても供給過多になるらしく、
散歩道には累々と熟れた実が落ちるままになっています。
(我が家では『赫奕たる道端』と呼んじゃってますが)
そんなカラスも食べない野良柿を一枝いただいて来ました。

柿がコロンとひとつふたつでは寂しいので
今が盛りのヨウシュヤマゴボウの枝も使ってみたところ、
そういえばこの黒い実が潰れたときの赤紫色の果汁が
布に付いたら絶対落ちないのを忘れてまして・・・
いつも敷布に使ってる市松模様のツイードに
染みを付けてしまいました(・ω・;)。
そろそろ敷布も新調時でしょうか。
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