categorySD用 日本刀(御守刀・短刀)

●SD用日本刀 短刀「雨令」

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このところずっと名刀写が続いていましたが、
久しぶりにオリジナルのドール用刀剣が出来ました。




今作は、黒水牛角の栗形を嵌め込んだ黒漆の鞘に
真っ白な柄と下緒が爽やかな拵の短刀です。
鍔と縁には鳥の姿を彫金し、目貫は枝山椒図であつらえました。
磨き込まれた平造り風の刀身には
美しい湾(のたれ)刃紋が浮かんでいます。

全長は12.3cmと少し大きめですが
単体で使っても見栄えがする打刀風拵の短刀は、
小脇差はもちろん、姫様がたの御守刀としても使えます。
SDさんだけでなく、MSDさんが持ってもしっくり来る
サイズバランスでお作りしました。
どうぞ上の画像をクリックして詳細をご覧ください(^ω^)/


乾 犬吉作の人形刀剣の中で
小太刀や小脇差などの男女兼用できる短刀には
鳥の名前を由来に号をつけることにしていますが、
今回の題材は「セキレイ」。
「鶺䴇(セキレイ)」の「䴇」の字を
「䴇=零の鳥」→「零=雨の令(おつげ)」と崩して行って
号「雨令(あまつげ)」としました。

セキレイというのは、和名にセキレイが含まれる
セキレイ属全般の鳥を指すのだそうですが
よく水辺でみかけるのはハクセキレイやセグロセキレイで
どちらも白と黒のツートンカラーが印象的ですよね。
こちら吉備国のあたりでは
よく「カワラスズメ」と呼ばれていますが、
ニワクナギ、ニワクナブリ、ツツ、マナバシラなどなど
とにかく異名が多く、
その大多数に当てられている漢字表記「鶺鴒」の
「鴒(=䴇・れい)」という文字は
これは鶴や小白鳥やセキレイなどの水辺の鳥を指す漢字らしいです。

「零」には「ゼロ」の他に「水滴が落ちる」という意味があり
「雨をつげるもの」から「天から下るもの」という
意味合いにもなるとか。
水に縁が深いばかりでなく、日本神話にも登場し、
地域によって「神の鳥」と呼ばれ触れ得ざるものともされる
セキレイだからこそ
数ある水鳥の中でも分けて、鶴や白鳥など神性の高い鳥と並んで
「零の鳥」と呼ばれるのでしょうか。
色々考えだすと興味が尽きません(^ω^)。

ちなみに、今回の撮影は雨の日になってしまい
庭での撮影ができませんでした。
「雨令」の号が雨を呼んでしまったかしら。。。(^ω^;)


話は変わって
今回は、2012年の引越し以来ずっと仕舞いっぱなしだった
MSDさんに
はじめてモデルとして登場してもらいました。(↓写真右)



ええ、そうです。いたんです。MSDが。
うちの娘は眠り目(旧5番ヘッド)のスタンダードSDさん
だけじゃなかったんです(TωT)。

せっかく小柄なお人形にも持たせやすい短刀なんだし、
MSDさんとも比較写真を撮るべきなんじゃないかと
犬吉さんに言われまして
未整理のまま納戸に突っ込んでた引越しダンボから
大復活でございます。

初の御刀モデル起用・・・と言いましても、
うちにはMSDサイズのお着物が全然なくて
SDのおねえさんから振袖をお下がりしてもらったので
お袖が引きずっちゃってますが(^ω^;)

この振袖は一番最初に縫った試作品
SDさんにはちょいと小さいのですが
MSDさんには袖付け位置か低すぎて、やはり着付けにくいので
またおいおいに
MSDさん専用のお着物を縫ってあげないと。



実はもうひとりいるんですよねMSDさん。。。
いつか双子出演でお目にかけたいです(^ω^)
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