categorySD用 日本刀(打刀・脇差・太刀)

●SD用日本刀(大刀)「鋼雅」国宝岡田切写し

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スーパードルフィー用日本刀(大刀)「風祀」国宝大包平写しに続いて
またまた国宝写しをヤフオク!に出品しました。




今回は、同じく備前刀の福岡一文字派「吉房(よしふさ)」。
こちら通称「名物 岡田切(おかだぎり)」として有名です。
現物を可能な限り忠実にスケールダウンしたため
前回の「風祀」でも試みた「板目肌」の加工に加え
初めて刀身に棒樋(溝)を切っています。
また、戦国の世を実戦刀として戦い抜けた刀ということで
刀身に残る合戦傷まで再現しました。
ぜひ画像クリックして詳細をご覧下さい(^ω^)/

棒樋というのは、刀身の両面に鎬(しのぎ)に沿って彫られた溝のことで
これより時代の新しい御刀にはよく見られますが
この溝を切ることで、刀身が軽くなるだけでなく、力学的に強度が増し
また、切った時に刀が肉に食い込まないための
空気道になるという利点があるそうで
「血逃がし溝」とも呼ばれています。
鍛え傷や合戦傷など
刀身の傷を隠すために彫られることもあるそうですので
「岡田切」もひょっとしたら
後の時代に溝が追加されたのかもしれませんね。
(詳しい資料がみつからないため、憶測です)

ところでこの「岡田切」の異名、
文字通り、岡田さんを切った刀、という意味なんですね!
1584年、小牧・長久手の戦い(豊臣秀吉と徳川家康の合戦)で
織田信雄が敵に内通した家臣の岡田佐三郎を成敗した
という逸話から付けられたのだとか。
刀は通常、刀匠の銘で呼ばれ、それが正式名称になりますが
長い時の中で様々な武士の元を去来するうちに、それぞれに逸話が残り
随分後の時代に付いた異名や愛称が通り名になっていたりするのが
いちいち興味深いです。
岡田氏を切るまでは、この御刀、
なんて名前で呼ばれていたのかしら・・・(*´ω`*)。


さて、この「岡田切」も例によって
刀身のみしか残っておらず、拵えのデザインは全く不明です。
黒の呂色塗りに金彩で斜に流れる反物を描いた今回の鞘、
これは秀吉が好んだ「蛙巻き」という
キャンディケーンみたいな派手〜な鞘の模様を
犬吉さんのセンスでシックにアレンジしたものです。
小牧・長久手の戦では、秀吉は織田信雄の敵でしたが、
まあそれは、鍔競り合うも多少の縁と言うことで(^ω^) 。

刀身は、「風祀(大包平写し)」に比べてかなり身幅が広くて
同田貫?(ー"ー)と思ってしまいますが
「岡田切」ってほんとそんな感じなのです。
まさに実戦刀。
そのためちょっと重くなりますので、
重心を取るために柄を少し長くした関係で
刀身自体の長さは「風祀(大包平写し)」に及ばないものの
拵えを着けた全長は、犬吉作の大刀の中では
またもや最大サイズとなります。
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