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豆本製作記---(4)見返しと背固め

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今日は見返し付け。
見返しというのは、見開きの片方が本の表紙裏にべったり貼られ、
もう片方が遊び紙になった紙のことで
表紙と本文を繋ぐ大事な部品でもあります。
綺麗な化粧紙が使われることが多くて、製本の楽しみ所でもあるかと(^^)。

紙材

今回のコンテンツは西洋人形の写真集ですから、格調高く行きたい所。
手持ちのラッピングペーバーやデザインペーパーからみつくろえるかな?と
家中探し回りましたが、裏表同質で丈夫な化粧紙ってなかなか無いもので
結局みつけたのが写真上のレターセット。
羊皮紙みたいなムラが美しいフレンチマーブル紙です。
豆本だから、洋封筒でも2冊分くらい見返しが切り出せちゃいます♪

さっそく本文に見返しをくっつけ・・・る前に、
糊の用意。

合わせ糊
我が家の本棚にささってた、製本の大家がものした本によると
製本には合わせ糊を2種作っておくと便利で
本の耐久性が増すんだそうです。

(A)表装など広い部分に使うのは、澱粉糊に木工用ボンドを20%
(B)ノドや角、溝、筋など小さな面積用には、木工用ボンドに澱粉糊を5%

少量の水を差しながらしっかり練り混ぜます。
密閉容器に保存すれば、腐らずいつでも使えるんですって。
普通の本にはハケを使いますが
豆本なのでトリコは水彩用の筆を使うことにします。


↓本文のノドに爪楊枝で(B)の糊を細く塗って
 見開きサイズの化粧紙を二つ折りにして貼り付け。

見返し


次に、見返しと本文をより強固に接着するために
背に寒冷紗を貼ります。↓「背固め」というそうです。

寒冷紗

寒冷紗とは目の粗い木綿や麻の布を糊付けした物、ということで
シングルガーゼに水で薄めた(B)の糊をカッティングマットの上で筆塗りし
乾かしたものを切って作りました。
接着にも(B)の糊を使用。
背固めをすると、ユルユルだった綴じがしっかりして来ました。

乾いたら形を整え、厚紙とクリップでプレスして
しばらく置くことにします。


豆本製作記(5)につづく
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〔テーマ:豆本ジャンル:趣味・実用

 
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